あきる野~檜原めぐり: 冬の払沢ノ滝、鋸山 1109m 2014/01/18
冬型の気圧配置の強まったこの週末、土曜日に久しぶりにあきるのから檜原界隈をぶらっと訪れてきました。特に払沢の滝は日本名瀑百選にも選ばれ、氷結が進むこの季節は撮影適期かとも思われます。休眠している5D2の後継機ソニーα7Rの試し撮りにも丁度良さそうです。
最初は武蔵五日市近くの広徳寺へ。入り口では庚申塚がお出迎え。
広徳寺山門。α7Rの驚くべき描写力。画像は解像度を落としているので分かり難いですが、オリジナルでは山門の木の質感まで表現しています。さすがの36メガピクセル・センサー。またソニーのJPEGでの書き出しは非常に出来が良く、いちいちRAWから現像し直す必要のあったキャノンより手間が省けます。レンズは僅か120gの超軽量、単焦点35mmf2.8というスペック的には平凡なレンズですが、周辺部の解像度も十分に維持されており、センサー性能に負けない描写力があるように感じました。
開放値がf/2.8なので、ボケ量には限界がありますが、開放でのこの解像度は素晴らしい。
やや逆光気味ですが、木の幹の描写が素晴らしく、空の青も飛ばずに粘って表現されています。
次に檜原の払沢の滝。三頭山へ連なる浅間尾根の取り付きに近くの駐車場から10分ほど。真冬のこの季節にも結構な人がカメラ片手に見物に訪れていました。周囲にはしゃれたクラフトワークを展示販売している店や食堂もあり楽しめます。滝は氷結が進んでおり、写真の通り素晴らしい被写体になっています。
モノクロに現像。ともに三脚使用、扱いに慣れていないので、マニュアルを読みながらあれこれ試してみましたが、フォーカスも露出もマニュアルで操作する分には余り悩む必要はないようです。雪山でインナーに使う手袋でも操作は出来たので、ややボタンが小ぶりですが許容範囲かと。NDフィルターなどまだ持っていないので、ISOを50、絞りf/13でシャッタースピードを1/2秒に追い込んで何とか滝の流れが表現できました。
次に神戸岩を通過して林道を登って行くと大ダワと呼ばれる峠に到着。最近は降雪がなかったため、林道上にはほぼ雪はないものの、日陰のヘアピン、坂に何箇所かアイスバーンありで、スタッドレス、できれば4WDで。標高はすでに994m。大ダワは位置的には御岳山と御前山の中間にあり、手抜き(足抜き?)で両山に登るには便利なところです。本日はその御岳までも行かず、峠から一登りの鋸山をぐるり周回してきます。プーはすでにエンジン全開^^)
登山道は一部雪が残り、北斜面で凍結しているものの、慎重に歩けばアイゼンは必要なし。基本杉林なので、花粉症が悪化する一方の自分としてはこうした低山を多く歩くのはこの季節が限界です。
鋸山近辺では、3組もの登山者にお会いしました。御岳山から尾根伝いに鋸山まで来て、ここで奥多摩方面へ降りるルートは以外に人気があるようです。御岳山までここから8kmあるので全体では結構な距離を歩くことになるでしょう。
山頂直下の急な斜面を、途中に鉄梯子のかかる岩の段差を乗り越えて、鋸山山頂です。山頂は木に囲まれて眺望はなし、写真だけ撮って反対側の尾根を下ります。
陽の当たる南斜面の登山道。JPEGで撮って出しですが、暖かみのある色調です。ISO640、シャッター1/1000秒、ノイズなど全く気にならず、等倍で確認してもブレなどは無く解像感があります。シャッターの感触は”ガッシャーン”と言う感じでタイムラグを意識させられていやですが、ミラーショックがない分、手持ちでのブレには強いのかも知れません。
帰りは林道をそのまま戻ります。途中神戸岩に立ち寄り。神戸岩(かのといわ)は御嶽神社の入り口の意味合いらしく、パワースポットしても多く紹介されています。林道はこの岩をくりぬいたトンネルを行きますが、このトンネルがまた心霊巣スポットでもあるという。。。スピリチュアル系の人にはお勧めかも^^; また夏にはこの界隈で蛍も見られるそうで、さらに、もう少し下のシーズン中は人気のキャンプサイト周辺の岩場はボルダリングのメッカともなっているそうです。
ここで、手持ちHDR撮影にトライ。数カット撮るとブレの無いものも撮れるので、コントラストの強いシーンでは使えそう。基本三脚前提ですが。
帰りにいつも立ち寄る五日市にあるうどん屋さんで鍋焼き自然薯うどん。粘り気があって大変美味です。EVFを通したピント拡大機能を使うとマニュアルフォーカスがほぼ完璧に行えます。手持ちだとボタンの操作が不自由なのでボタンのカスタマイズが必要と思われますが、今までのOVFでのピント合わせよりは遥かに効果的です。
半日で200枚弱の撮影でバッテリー残量15%程度。EVF、ライブビュー撮影が主だったこともあるでしょうが、バッテリー容量は山撮影では弱点です。とは言え、軽量コンパクト性、ミラーレス36メガピクセルの描写力は一眼大手二社を現時点引き離していると実感しました。操作に習熟したら、もう少し条件の厳しい雪山に持ち込んでみるつもりです。RAW現像ソフトの使い勝手も全く異なるので、当面50過ぎの手習いが続きそうです^^;
最初は武蔵五日市近くの広徳寺へ。入り口では庚申塚がお出迎え。
広徳寺山門。α7Rの驚くべき描写力。画像は解像度を落としているので分かり難いですが、オリジナルでは山門の木の質感まで表現しています。さすがの36メガピクセル・センサー。またソニーのJPEGでの書き出しは非常に出来が良く、いちいちRAWから現像し直す必要のあったキャノンより手間が省けます。レンズは僅か120gの超軽量、単焦点35mmf2.8というスペック的には平凡なレンズですが、周辺部の解像度も十分に維持されており、センサー性能に負けない描写力があるように感じました。
開放値がf/2.8なので、ボケ量には限界がありますが、開放でのこの解像度は素晴らしい。
やや逆光気味ですが、木の幹の描写が素晴らしく、空の青も飛ばずに粘って表現されています。
次に檜原の払沢の滝。三頭山へ連なる浅間尾根の取り付きに近くの駐車場から10分ほど。真冬のこの季節にも結構な人がカメラ片手に見物に訪れていました。周囲にはしゃれたクラフトワークを展示販売している店や食堂もあり楽しめます。滝は氷結が進んでおり、写真の通り素晴らしい被写体になっています。
モノクロに現像。ともに三脚使用、扱いに慣れていないので、マニュアルを読みながらあれこれ試してみましたが、フォーカスも露出もマニュアルで操作する分には余り悩む必要はないようです。雪山でインナーに使う手袋でも操作は出来たので、ややボタンが小ぶりですが許容範囲かと。NDフィルターなどまだ持っていないので、ISOを50、絞りf/13でシャッタースピードを1/2秒に追い込んで何とか滝の流れが表現できました。
次に神戸岩を通過して林道を登って行くと大ダワと呼ばれる峠に到着。最近は降雪がなかったため、林道上にはほぼ雪はないものの、日陰のヘアピン、坂に何箇所かアイスバーンありで、スタッドレス、できれば4WDで。標高はすでに994m。大ダワは位置的には御岳山と御前山の中間にあり、手抜き(足抜き?)で両山に登るには便利なところです。本日はその御岳までも行かず、峠から一登りの鋸山をぐるり周回してきます。プーはすでにエンジン全開^^)
登山道は一部雪が残り、北斜面で凍結しているものの、慎重に歩けばアイゼンは必要なし。基本杉林なので、花粉症が悪化する一方の自分としてはこうした低山を多く歩くのはこの季節が限界です。
鋸山近辺では、3組もの登山者にお会いしました。御岳山から尾根伝いに鋸山まで来て、ここで奥多摩方面へ降りるルートは以外に人気があるようです。御岳山までここから8kmあるので全体では結構な距離を歩くことになるでしょう。
山頂直下の急な斜面を、途中に鉄梯子のかかる岩の段差を乗り越えて、鋸山山頂です。山頂は木に囲まれて眺望はなし、写真だけ撮って反対側の尾根を下ります。
陽の当たる南斜面の登山道。JPEGで撮って出しですが、暖かみのある色調です。ISO640、シャッター1/1000秒、ノイズなど全く気にならず、等倍で確認してもブレなどは無く解像感があります。シャッターの感触は”ガッシャーン”と言う感じでタイムラグを意識させられていやですが、ミラーショックがない分、手持ちでのブレには強いのかも知れません。
帰りは林道をそのまま戻ります。途中神戸岩に立ち寄り。神戸岩(かのといわ)は御嶽神社の入り口の意味合いらしく、パワースポットしても多く紹介されています。林道はこの岩をくりぬいたトンネルを行きますが、このトンネルがまた心霊巣スポットでもあるという。。。スピリチュアル系の人にはお勧めかも^^; また夏にはこの界隈で蛍も見られるそうで、さらに、もう少し下のシーズン中は人気のキャンプサイト周辺の岩場はボルダリングのメッカともなっているそうです。
ここで、手持ちHDR撮影にトライ。数カット撮るとブレの無いものも撮れるので、コントラストの強いシーンでは使えそう。基本三脚前提ですが。
帰りにいつも立ち寄る五日市にあるうどん屋さんで鍋焼き自然薯うどん。粘り気があって大変美味です。EVFを通したピント拡大機能を使うとマニュアルフォーカスがほぼ完璧に行えます。手持ちだとボタンの操作が不自由なのでボタンのカスタマイズが必要と思われますが、今までのOVFでのピント合わせよりは遥かに効果的です。
半日で200枚弱の撮影でバッテリー残量15%程度。EVF、ライブビュー撮影が主だったこともあるでしょうが、バッテリー容量は山撮影では弱点です。とは言え、軽量コンパクト性、ミラーレス36メガピクセルの描写力は一眼大手二社を現時点引き離していると実感しました。操作に習熟したら、もう少し条件の厳しい雪山に持ち込んでみるつもりです。RAW現像ソフトの使い勝手も全く異なるので、当面50過ぎの手習いが続きそうです^^;
この記事へのコメント
ソニーα7Rの描写力、、なかなか良さそうですね。
山歩きはミラーレスがいいかもしれませんね。
ちなみに私は、オリンパスpen E-P3、、フォーサーズのミラーレス、、軽くてじじいには持ってこいですね(苦笑
ソニーα7Rデビューですかー。
このカメラは評判がよいと聞いていましたが、
想像以上に描写力がいいですね。
また、軽量設計で登山なのでは重宝しますね。
自分もソニーカメラの愛好家です。
一人仲間が増えました。・・・嬉しいです。
モノクロ~て白と黒しか表現できないけれどカラーと違って重厚感があり
只今はまっております。