日光連山の盟主、厳冬期の日光白根山再訪 2578m 2011/02/19
こちらも昨年2011年2月の記録です。前回の山行が1/23の谷川岳なのでほぼ1ヵ月ぶりの山。天候も良さそうだったので日光の白根山へ。ルートは丸沼スキー場ゴンドラを利用した日帰りコース。それでもラッセルが続くようだと山頂までは難しくなる。こればかりは出たとこ勝負。毎度丸沼からなので、次回は中禅寺湖方面からテント担いでアプローチしてみたいものです。
9:20 / 1990m 丸沼ゴンドラリフト山頂駅。かなりの遅いスタート、お天気は最高。二荒山神社の鳥居もずいぶん雪に埋もれている。スキーのトレースが一人分。
鳥居をくぐって、少し進むと左手に二荒神社を見ながら、右に90度曲がって登山口。針葉樹林帯の中をゆっくりと高度を上げていく。
10:05 / 2100m 血の池地獄への分岐を過ぎてからは急登、それを乗り越えると頭上の空間が開けほっと一息つける。先行のスキートレースは分岐まで、ここからは雪をかぶったトレースの跡を拾っていく。
少し進んで樹林帯に入ると左に避難小屋分岐となる。避難小屋は分岐から少し進んで斜面を下ったところになるので、こちらからは見えない。
真っ直ぐ白根山に向っていたルートが徐々に全面の斜面を右にトラバースするように方向を変えていく。途中、振り返ると至仏山や上州の山並みが見えてくる。
日光白根山の山頂から落ちてくる沢を渡ると、ルートは右上に向って傾斜を強める。トレースも不明瞭になり赤テープと地図と記憶が頼り、脛レベルのラッセル。
10:47 / 2190m 再度沢の通過。地形図によるとこの上部に崩壊地があるようだが、ここからは見えない。ここからも山頂に向えそうだが、雪崩リスク、最上部は崖になっているのでちょっと無理か。
やや傾斜の急な斜面のトラバース。
11:43 / 2290m 夏道はさらに斜面を右にトラバースしてから緩斜面を山頂に向けて左に折れるが、今回はこの沢を山頂に向けて直登する。
15分も沢を登り詰めると視界が開け、山頂直下の斜面が眼前に広がる。
登山口方向、至仏山、武尊山、上州の山々を一望。
山頂が近づくと岩がむき出しになってくるので、スノーシューをデポしてアイゼンを装着。夏道ルートの道標が見えてくる。山頂は間近。
日光白根山の溶岩ドームの山頂、祠の屋根が少し覗いているが、そこは山頂ではなく、山頂はドームの向こう側。
火山ドームに登りきった。広々としているが踏み跡もなくシュカブラが刻まれた雪原が広がる荒涼とした空間。
三角点のある山頂は火口に下りて反対側。
13:20 / 2578m 登山口から4時間、600mほどの高度差を登って山頂到達。山頂標識の向こうに双耳峰の燧ケ岳、真っ白な至仏山。。まさに360度の眺望。
まずは男体山と中禅寺湖。
もう少しズームバックすると。。
反時計回りに目を転じると、那須岳、吾妻山方面。
会津駒ケ岳から燧ケ岳。
平ヶ岳を中心に越後三山が背後に。
至仏山と巻機山、朝日岳。
武尊山と右背後に谷川岳、一ノ倉の絶壁。
13:40 時間も無いので下山開始。
15:20 / 1990m 丸沼のゲレンデトップに帰着。下りはアイゼン通し。今度は戦場ヶ原方面からテント担いでアプローチしてみたいものです。
2008/3 日光白根はこちら。
http://79476925.at.webry.info/200804/article_3.html
2007/12 日光白根敗退はこちら。
http://79476925.at.webry.info/200712/article_6.html
参加してます。参考になりましたら是非クリックを


9:20 / 1990m 丸沼ゴンドラリフト山頂駅。かなりの遅いスタート、お天気は最高。二荒山神社の鳥居もずいぶん雪に埋もれている。スキーのトレースが一人分。
鳥居をくぐって、少し進むと左手に二荒神社を見ながら、右に90度曲がって登山口。針葉樹林帯の中をゆっくりと高度を上げていく。
10:05 / 2100m 血の池地獄への分岐を過ぎてからは急登、それを乗り越えると頭上の空間が開けほっと一息つける。先行のスキートレースは分岐まで、ここからは雪をかぶったトレースの跡を拾っていく。
少し進んで樹林帯に入ると左に避難小屋分岐となる。避難小屋は分岐から少し進んで斜面を下ったところになるので、こちらからは見えない。
真っ直ぐ白根山に向っていたルートが徐々に全面の斜面を右にトラバースするように方向を変えていく。途中、振り返ると至仏山や上州の山並みが見えてくる。
日光白根山の山頂から落ちてくる沢を渡ると、ルートは右上に向って傾斜を強める。トレースも不明瞭になり赤テープと地図と記憶が頼り、脛レベルのラッセル。
10:47 / 2190m 再度沢の通過。地形図によるとこの上部に崩壊地があるようだが、ここからは見えない。ここからも山頂に向えそうだが、雪崩リスク、最上部は崖になっているのでちょっと無理か。
やや傾斜の急な斜面のトラバース。
11:43 / 2290m 夏道はさらに斜面を右にトラバースしてから緩斜面を山頂に向けて左に折れるが、今回はこの沢を山頂に向けて直登する。
15分も沢を登り詰めると視界が開け、山頂直下の斜面が眼前に広がる。
登山口方向、至仏山、武尊山、上州の山々を一望。
山頂が近づくと岩がむき出しになってくるので、スノーシューをデポしてアイゼンを装着。夏道ルートの道標が見えてくる。山頂は間近。
日光白根山の溶岩ドームの山頂、祠の屋根が少し覗いているが、そこは山頂ではなく、山頂はドームの向こう側。
火山ドームに登りきった。広々としているが踏み跡もなくシュカブラが刻まれた雪原が広がる荒涼とした空間。
三角点のある山頂は火口に下りて反対側。
13:20 / 2578m 登山口から4時間、600mほどの高度差を登って山頂到達。山頂標識の向こうに双耳峰の燧ケ岳、真っ白な至仏山。。まさに360度の眺望。
まずは男体山と中禅寺湖。
もう少しズームバックすると。。
反時計回りに目を転じると、那須岳、吾妻山方面。
会津駒ケ岳から燧ケ岳。
平ヶ岳を中心に越後三山が背後に。
至仏山と巻機山、朝日岳。
武尊山と右背後に谷川岳、一ノ倉の絶壁。
13:40 時間も無いので下山開始。
15:20 / 1990m 丸沼のゲレンデトップに帰着。下りはアイゼン通し。今度は戦場ヶ原方面からテント担いでアプローチしてみたいものです。
2008/3 日光白根はこちら。
http://79476925.at.webry.info/200804/article_3.html
2007/12 日光白根敗退はこちら。
http://79476925.at.webry.info/200712/article_6.html
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この記事へのコメント
素晴らしいお天気だったようですね
懐かしく拝見させて頂きました
こんな景色だと、何度でも登りたくなります
因みに、最後の写真は?山の神様とお伴の方でしょうか
例年だとこちらも今の時期は、このような晴天になるのですが、毎日厚い雪雲の下で暮らしていると、このような景色を拝見出来るだけで非常に嬉しくなっています♪~