雄大なる穂高を目指して 涸沢~奥穂高~前穂高~岳沢~上高地 第二日目 2008/09/28

本来であれば涸沢から北穂、涸沢を経て穂高岳山荘のテン場で二泊目、3日目に奥穂、前穂と登って上高地に下山がベストだが、どうも天候が持ちそうにない。次善の策として、ザイテングラードから穂高岳山荘へ、一気に奥穂、前穂を登り、上高地に下山、一泊して沢渡に戻ることにした。
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6:20/2309m 水も凍る寒い朝涸沢ヒュッテのテン場を出発。涸沢のカール、モレーン、紅葉風景を楽しみながらの急登となる。
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7:50 ザイテングラード(ドイツ語、Seitengrat、支稜線)に取り付く。登山グループと行きかう待ちの時間も馬鹿にならない。急登の岩稜をこなし高度を稼いでいく。
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9:05/2996m 穂高岳山荘到着。右に涸沢岳、左に奥穂岳、小屋前には多くの登山者が休息している。奥穂への取り付きはいきなりの梯子を使っての岩登り、テン泊道具一式を担いでの急登はきつい。
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涸沢カールを見下ろすと、涸沢ヒュッテとテント場、谷を挟んで三角錐の常念岳、続いて大天井岳。
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高度を上げていくと穂高山荘の赤い屋根が足元直下に遠ざかり、左手前の涸沢岳と右奥の北穂高岳のピークの間に槍ヶ岳のとんがり頭が姿を現す。その後にはこの夏に登った北アルプスの面々。
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悪場を越えると岩屑のルートが山頂へと続く。
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右手にはジャンダルムの切れ落ちた岩峰。もう少し鍛錬を積んで挑戦したいルート。
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西方にはどっしりとした山容の明治期に播隆が再興した笠ガ岳。2009年には登りたい山の一つ。
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10:10/3190m 日本第三位の標高を誇る奥穂高岳登頂成功。山頂の祠の立つ岩場からの眺望は最高、飽きることの無い眺めだ。自分の足で稼いだ眺めだけに格別の味わい。
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槍ヶ岳への岩稜ルート、背後に北アルプスの秀峰群。
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そして、梓川の流れる上高地を見下ろす。焼岳と霞沢岳、遠くに乗鞍岳と遥かに御嶽山。
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暫し奥穂の眺望を楽しんだ後、前穂へと続く吊尾根に向かう。右は上高地、岳沢へと切れ落ち、左は涸沢へと切れ落ちた尾根ルート。前穂高岳の先は明神岳へと続く。
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奥穂からの急降下ルート。
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前穂へは紀美子平から岩の斜面の真ん中を真直ぐ登る感じ。
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12:55/3090m 前穂高岳登頂。前穂の山頂は以外に広い、岩屑の広場。
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山頂から奥穂の岩峰を振り返る。右奥の鞍部に穂高岳山荘の赤い屋根が見える。
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涸沢カールと槍。
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紀美子平の分岐へと戻る。岳沢へと切れ落ちた斜面ルートの重太郎新道を下降開始。
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15:35/2230m 岳沢ヒュッテ跡。ここまで来ると一安心。岳沢ヒュッテは2006年、雪崩の被害で全壊、経営者の上條さんが事故で同年に亡くなるという不幸も重なり、現在再建の目途は立っていないそうです。本当はここでテン泊できると楽だったのですが、日没までには上高地に下山できそうだったので、そのまま通過。
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17:35/1505m 上高地到着。日没間際の滑り込みセーフ。小梨平でテン泊。
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翌日はかなりの冷え込みで、穂高の山頂付近はかなりの積雪があったらしい。やはり下山して正解だった。無事故が最優先であることを考えれば無理は禁物、リスクは可能な限り避けなくてはならない。それにあのまま穂高岳山荘で泊まっていれば、雪で奥穂には登れなかったろう。帰路、ついでに乗鞍に寄っていこうかと考えたが、こちらも雪でバスが不通。あきらめて家路についた。

6:20/2309m 涸沢ヒュッテ - 9:05/2996m 穂高岳山荘 - 10:10/3190m 奥穂高岳 - 12:55/3090m 前穂高岳 - 15:35/2230m 岳沢ヒュッテ跡 - 17:35/1505m 上高地 = 合計所要時間 11時間15分 / 標高差 14491m

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