島々谷から徳本峠~霞沢岳 2646m往復~上高地 2~3日目 2011/11/3-5

初日に島々から島々谷南沢を歩き詰め、徳本峠でテント泊。二日目は霞沢岳を往復をまず9km、帰還時刻によってはそのまま徳本峠連泊か、小梨平まで下山してテント泊かを決めることとして出発しました。

6:00 / 2140m 日の出前に出発のつもりが少し寝坊^^;で前日と同じほぼ6時に行動開始。空は雲一つ無い快晴、東の空が徐々に明るくなってきて、反対方向の穂高の鋭鋒が姿を現しつつあります。朝日が眩しい!
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テント場からはスタジオ・ジャンクションと呼ばれる穂高のビュースポットを経由してジャンクション・ピークに向います。少し登って下ると、右に明神からの登山道経由のルートと合流。更に進んでジャンクション斜面に至り、右上に向って斜面を登っていきます。斜面が折れた辺りからジグザグのルートを登高。途中、少し開けた所で朝日を浴びる明神・穂高の山姿を拝むことができました。
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7;00 / 24??m 九十九折れに急斜面を登りきり平らになった林間のルートを進むと間もなくジャンクション・ピーク。南東斜面が開けている小さい空間です。木にJPと赤ペンキでかかれています。
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ジャンクションピークから先は緩やかな下り。右斜面に向って沢筋が何本かできており、踏み後と間違えやすい。テープが張られていましたが、視界不良の時は要注意です。ルートは最初南方に向かい右にカーブしながら北西に向かい、左に落ち込んだ斜面を見ながら林の中くねくねと通り、最低鞍部に到達することになります。
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ルートが北西に向かうと、左の崖の樹間から霞沢岳から沢渡方面に落ちる尾根、乗鞍岳、そして御嶽。
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7:35 最低鞍部に到達する少し手前に湿原?水溜り。冬はこの辺りが幕営地に適しているかも。K1までの中間地点。
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2261m 最低鞍部。南に開けた明るい空間。前方の小ピークを乗り越え、次のピークがP2。
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7:48 コメツガに覆われたP2。踏み跡はしっかりしているが、鬱蒼とした樹林帯歩き。
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7:56 一歩きでP3。
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8:04 P4。P2からP4は短い間隔。
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P4から少し下ると前方に崩壊斜面、視界が開け霞沢岳の山頂が見える。右のピークを登りきるとP5。
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登り返しの途中斜面はダケンカンバの開けた空間で、ザレた登山道をジグザグに登ります。
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8:38 再び樹林帯に入り更に登るとP5。
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P5を過ぎて緩やかに下るといよいよK1への最後の登り。ここから先はダケカンバとハイマツの空間。中央ピークがK1、鞍部から右上方に上がり、回り込むように登っていく。この辺りは夏にはお花畑になるのかもしれない。
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少し登り返すと、六百山と穂高。再びのご対面
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斜面を回り込む。
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ダケカンバに朝日が射し込んでそのコントラストが美しい
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回り込んだ斜面は一部岩がむき出しに。
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そこからはロープの張られた凹状のルートを急登。日陰の斜面で霜で滑りやすい。
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急登から緩やかに尾根を少し進むと開けた裸地、縛られた丸太が何本も置かれている。登山道を修復するのに使うのでしょう、関係者の皆さんありがとうございます。K1ピークはもう一登り。
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9:25 / 2567m K1ピーク到着。ここまで3時間25分。振り返ると東方の中央の穏やかなピークがジャンクション・ピーク。右奥の山が小嵩沢山、左に延びる尾根が大滝山~蝶ヶ岳へと続く尾根道。
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北方には六百山への稜線を手前に眺め、穂高、岳沢の山姿が迫力を持って迫ってきます。上高地から見上げる穂高に方角が近いと思いますが、上下の視角の違いにより上高地が静謐に、こちらがより動的に感じます。重量の関係で断念した望遠がほしい所。もう少し穂高山頂に雪があったら持ってこなかったことを猛烈に後悔したかもしれません^^;岳沢には再建された岳沢小屋が見えます。冬の到来前に解体される?テントも数張り、数年前通過したときは小屋は土台だけが残る廃墟状態でテントを張る気にもならず、日暮れに向かって小梨平まで下ったことを思い出しました。左眼下に帝国ホテルの赤い屋根。ここに落ち込んでいる沢筋が八右衛門沢のバリエーションルート。ウェストンが嘉門次と登り詰めたルートです。西穂、西穂山荘、その向こうに笠ヶ岳、笠ヶ岳山荘も見えました。
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10分ほど休息、眺めを楽しんで霞沢山頂に向かう。K1ピークから一度角度の急な斜面を降りてカラマツに覆われた稜線をK2にすすむ。登山地図にはK1から霞沢まで25分とありますが、それは走らない限り不可能。40分程度が普通の人、我々のペースで45分。雪の時期はここの登下降がポイントか、ただ山頂に向かって右の斜面は傾斜が比較的緩やかなので高度感はそれほどでもないか。。ハイマツの中を歩くより、雪の稜線の方が気持ちが良さそう。
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K1とK2の間からK1を振り返る。K1からの下降斜面。
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K2からK1を振り返る。ジャンクションピークへの尾根、その先に伸びる大滝山~蝶ヶ岳への尾根ルート全貌。これを眺めていると、次は餓鬼岳から徳本峠まで歩いてみたくなってしまう。来年?
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K2から霞沢岳の最終ピーク。この間は緩やかなハイマツの稜線が繋がっている。あと一息。
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10:25 / 2646m 霞沢岳山頂~! 4時間25分。
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K2~K1、穂高、右方向には表銀座の常念、大天井まで。
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霞沢山頂から先はハイマツに覆われた尾根が続きますが踏み跡はなく。。。小島烏水が100年前にここを登り詰めたはず。お昼を食べてゆっくり山頂を楽しみ、下山開始。
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撮影ポイントとしてはK2ピークが一番良いような気がしました。K2から崩落の進む焼岳。10年後20年後はどんな姿になっているのか。
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K2から穂高ズーム。70mm。
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14:10 / 2410m 徳本峠到着。8時間10分、往復9km。休息、撮影時間を除けば正味7時間半は概ねコースタイム。早い人なら6時間半で十分でしょう。小屋では補修の作業が続いています。上高地まで下りるには微妙な時間だが、歩きついでに一気に小梨平を目指すことにして撤収開始。
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片付けていると小屋の人が近づいてきてニーモ・アンディの話に。やはりシングルウォールを使っているそうで興味を持ったらしい。別にニーモの営業マンではないのでが、一通り説明いたしました。30分ほどでパッキング終了、小屋の皆さんに挨拶をして14:40下山開始。徳本峠から明神方面の登山道は良く整備された快適な道です。
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20分ほど高度で200m弱下ると水場です。最初に出会う沢筋。
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その先に直ぐ最後の水場。
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白沢沿いの登山道を下り切ると暫くほぼ平坦な道を進みます。暗くなりつつある森にサルの群れが食事中。さっさと通過。
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16:10 横尾通りに合流。トレッカーはほぼ皆無。
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16:15 明神。明神館は丁度小屋閉めの真っ最中でした。
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明神に傾いた陽が。。もう先っぽにしか陽が当たらなくなっている、間もなく日の入り。
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17:00 / 1505m 小梨平やっと到着。徳本峠から2時間20分。朝の歩き始めから11時間。すでにキャンプ場の営業は終了。お風呂もなし。炊事場の水も出ない。テントを設営してから、河童橋まで歩いて五千尺の売店前の水場で水補給、ついでにお土産も買って戻りました。もう日はとっぷり暮れて。。
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翌朝はのんびり。朝の4時頃には星空が見えていたのに、朝にはうす曇に。静かな小梨平です。
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パッキング。。。
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いつもまでもこの清流を守っていきたいものです。
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河童橋からの景色も寂しい晩秋の装い。
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10月上旬の上高地と比較すると。。
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9時20分の新島々行きのバスに乗り、上高地を後に。約一時間ほどで安曇支所前で下車、バス停の目の前が駐車場。
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近くの竜島温泉PH9.6で汗を流して渋滞のない中央道で快適に帰路に着きました。
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初日、島々から島々谷南沢、岩魚留め小屋、徳本峠はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201111/article_3.html

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