LOCUS GEAR Hapi CTF3で行く燕岳 2015/11/21-22 一日目
短期間でも時差の大きいドイツに行くと、滞独中は不眠状態、帰国後はこれまた体がだるく何をする気力も湧かずで、昨日今日と体が痛くなるほどベッドで横になってしまいました。それにしてもドイツも12月とは思えないほどの暖かさで驚きましたが、昨日の日本などは真夏日を記録するほどで、生暖かい強い風が枯葉を舞い上がらせているのをみていると、地球のどこかがおかしくなってきていると思わざるを得ないですね。クリスマスに宗教的関連性などつゆほどもない日本でこれでもかとクリスマス・イルミネーションを煌びやかに輝かせ(省エネのLEDとは言え)、真昼のように明るい都心の道々を眺めていると、様々な自己矛盾を抱えた現代社会の一端を見るような気がします。現代登山もエネルギーの消費とは無縁では無いわけですが、それでも山にいる数日はそれなりに質素な生活形態に戻り、不便ながらも自然の恵みを全身で感じることができ、何より環境に寄り添う姿勢を身に着ける良い機会だろうと思うわけです。
さて、ごたくはさて置き11月の燕岳。小屋締め直前の連休であったのと、この時期としては異例の雪のない常念山脈ということでかなりの人出を予想していましたが、実際は想定を超える登山者の多さに驚かされました。駐車場は有明荘裏も一杯で、さらに下った路肩駐車。9:30に駐車場を出発、登山口から歩き出し9:50 / 1462m。この日はカメラα7R+35f.28に、16-35f4+55f1.8+Gizzo三脚を加え運んだので、パック重量は12kgほど。軽量とは言えないものの苦になるほどでもなく順調に歩いていく。12:25 / 2370m 合戦小屋昼食。12:50 / 2489m 合戦沢ノ頭。中房渓谷の向こうに有明山へ続く稜線が見え、右から東餓鬼岳、大沢岳、奥に餓鬼岳、唐沢岳、針ノ木岳を見渡せます。
岩頭に建つ燕山荘 2704m。ここ数年は山荘までの最後の登りは稜線通しの冬季ルートに登山道が浸かられていましたが、今回は以前のトラバース道が復活。気分的に楽ですが、調子よく速いペースで来過ぎたせいか、あと一息のところでふくらはぎが攣るというアクシデント。ごまかしながらもなんとかテント場到着、13:35。登山口から3時間45分。山荘直下の斜面、冬の光が斜面に平行に射しこんでハイライトを作っている。
11月下旬の北アルプスのテント場がまさかの満員御礼状態。
ローカスギア ハピCTF3.、二度目の出動。地面は凍結していてMSRカーボンコアステイクを3本へし折る、、3千円がパーに^^; アルミ製のペグも何本か持って行って正解、最初からそちらを使えば良かった。今回は4隅を直角になるように設営したので、目立つ歪みは無し。ただ地面が傾斜しており、タイベックスのグランドシートは検量なれど表面が滑るので、寝ている間にマットごとずれて足元がシャエルターの外に飛び出す羽目に。北岳の時に引き続きタイベックスの弱点を経験することに。
テント場近くのハイマツの下に佇む雷鳥。すでに羽は白く冬バージョンです。
ここからは三脚も立てて撮影モード。初冬の槍穂高連峰、表銀座の稜線とは400-500mの標高差があり厳しさの違いが明白。α7R+FE55 f1.8。北鎌尾根から立ちあがる槍ケ岳、千丈沢そして笠ヶ岳。
一時間もすると湯ノ俣の渓谷は雲海に包まれる。α7R+FE55 f1.8。左から鷲羽岳、中央奥に水晶岳、右に野口五郎岳。中央の真砂岳から手前に伸びる尾根は湯ノ俣へと沈んでいる。
花崗岩の山、燕岳。右背後に烏帽子岳、立山。
夕暮れ時、湯ノ俣の渓谷を雲海が埋め尽くす。右から野口五郎岳、水晶岳、三俣蓮華、双六岳、笠ヶ岳、そして槍ケ岳。
黄昏に表銀座、大天井岳そして槍穂高。
残照の富士、南アルプス。
夜半、シャルターの外に出ると月明かりが明るく、雲が流れていて星空の撮影は出来そうもない。月照とアルプス。
星空と燕岳。
2014/10の燕岳。
http://79476925.at.webry.info/201411/article_4.html
2011/10の燕岳。
http://79476925.at.webry.info/201110/article_8.html
2009/10の燕岳。
http://79476925.at.webry.info/200911/article_7.html
さて、ごたくはさて置き11月の燕岳。小屋締め直前の連休であったのと、この時期としては異例の雪のない常念山脈ということでかなりの人出を予想していましたが、実際は想定を超える登山者の多さに驚かされました。駐車場は有明荘裏も一杯で、さらに下った路肩駐車。9:30に駐車場を出発、登山口から歩き出し9:50 / 1462m。この日はカメラα7R+35f.28に、16-35f4+55f1.8+Gizzo三脚を加え運んだので、パック重量は12kgほど。軽量とは言えないものの苦になるほどでもなく順調に歩いていく。12:25 / 2370m 合戦小屋昼食。12:50 / 2489m 合戦沢ノ頭。中房渓谷の向こうに有明山へ続く稜線が見え、右から東餓鬼岳、大沢岳、奥に餓鬼岳、唐沢岳、針ノ木岳を見渡せます。
岩頭に建つ燕山荘 2704m。ここ数年は山荘までの最後の登りは稜線通しの冬季ルートに登山道が浸かられていましたが、今回は以前のトラバース道が復活。気分的に楽ですが、調子よく速いペースで来過ぎたせいか、あと一息のところでふくらはぎが攣るというアクシデント。ごまかしながらもなんとかテント場到着、13:35。登山口から3時間45分。山荘直下の斜面、冬の光が斜面に平行に射しこんでハイライトを作っている。
11月下旬の北アルプスのテント場がまさかの満員御礼状態。
ローカスギア ハピCTF3.、二度目の出動。地面は凍結していてMSRカーボンコアステイクを3本へし折る、、3千円がパーに^^; アルミ製のペグも何本か持って行って正解、最初からそちらを使えば良かった。今回は4隅を直角になるように設営したので、目立つ歪みは無し。ただ地面が傾斜しており、タイベックスのグランドシートは検量なれど表面が滑るので、寝ている間にマットごとずれて足元がシャエルターの外に飛び出す羽目に。北岳の時に引き続きタイベックスの弱点を経験することに。
テント場近くのハイマツの下に佇む雷鳥。すでに羽は白く冬バージョンです。
ここからは三脚も立てて撮影モード。初冬の槍穂高連峰、表銀座の稜線とは400-500mの標高差があり厳しさの違いが明白。α7R+FE55 f1.8。北鎌尾根から立ちあがる槍ケ岳、千丈沢そして笠ヶ岳。
一時間もすると湯ノ俣の渓谷は雲海に包まれる。α7R+FE55 f1.8。左から鷲羽岳、中央奥に水晶岳、右に野口五郎岳。中央の真砂岳から手前に伸びる尾根は湯ノ俣へと沈んでいる。
花崗岩の山、燕岳。右背後に烏帽子岳、立山。
夕暮れ時、湯ノ俣の渓谷を雲海が埋め尽くす。右から野口五郎岳、水晶岳、三俣蓮華、双六岳、笠ヶ岳、そして槍ケ岳。
黄昏に表銀座、大天井岳そして槍穂高。
残照の富士、南アルプス。
夜半、シャルターの外に出ると月明かりが明るく、雲が流れていて星空の撮影は出来そうもない。月照とアルプス。
星空と燕岳。
2014/10の燕岳。
http://79476925.at.webry.info/201411/article_4.html
2011/10の燕岳。
http://79476925.at.webry.info/201110/article_8.html
2009/10の燕岳。
http://79476925.at.webry.info/200911/article_7.html
この記事へのコメント
地球の病が重病にならない内に何とかならないものか
自然の中直にその異常さを感じておられるのですね~
地球の未来はどうなるのか~人が破壊し続けた
この究極の私たちの時代~一国の利害に拘り
戦争している場合ではないはず!!
人の傲慢さ欲望の果ては~地球をも破壊していく
その事を英知ある世界のトップは如何に対処するのか
対処できるのか~一刻を争う事態ではないのか~
少々憤りが~エスカレートしてしまいました
この辺で退散いたします~
くれぐれもお気をつけて下さいね!!!
お元気で今年も山を目指されるんでしょうね!
今年年明けは春の日差し過ぎれば厳寒沖縄まで降雪~
そして少し暖かくなったかと思うとまたこの週末は寒波に
地球はどうなるのでしょうねぇ~
更新が無くて少々心配してます
くれぐれも奥様共々お身体にはお気をつけて下さいね!!
まさか??じゃないですよねぇ!?