晩秋の黒斑山 2404m 浅間山撮影行 2014/11/08
ソニーの撮影環境も整ってきたところで、晩秋の浅間山を撮りに上田方面へ。浅間2000スキー場のある車坂峠からの黒斑山は今回で3回目、浅間山2回、篭ノ登山近辺2回も含めると既に界隈7回目の訪問。御嶽山の噴火災害の後なので、活火山の近くに行くのは憚られましたが、現時点、浅間山の火山活動レベルは1ということで安全と判断。
αにはレンズFE55 F1.8をつけて出発。峠にある山の神の鳥居。f2.0、1/2000。ピント面は非常にシャープ、後ボケはスムーズで美しい描写です。
F5.6、1/2500、手持ち。浅間山の山肌にもピントを持っていくため、手前の枯れ木はボケています。右の立ち木には霜が残っていて、左の岩場、トーミの頭の上の人の姿もしっかり描写しています。キャノンの50mmF1.2Lを売却しツァイスの55F1.8に買い替えたのですが、ソフトな写り方のキャノンF1.2に対し、ツァイスは非常にキレのある描写。個人的にはツァイスが好みですが、55mmは風景写真ではなかなか使いにくい長さで、意図的に使っていかないとまた防湿庫に眠る時間が長くなってしまいそうです。α7Rの解像度を活かせるレンズなので積極的に使い込みたいものです。
浅間山がど~んと迫ってきます。解像感が見事。
槍ヶ鞘で三脚を出して撮影。FE35、F7.1、1/1000、三脚固定。小さい口径のレンズですが、三脚でしっかり固定すると実に解像感の高い写真が撮れます。ライトルームでのレンズ補正は、周辺光量落ちは40%位に留めた方が自然に思え、個人的には好ましいようです。
FE70-200、185mm、f8、1/1250、三脚固定。篭ノ登山、池の平の後方に冠雪した後立山の白馬三山が綺麗に見えます。等倍でチェックすると若干のブレ、話の通りα7Rと70-200の組み合わせはシャッターに細心の注意が必要なよう。
トーミの頭に移動、ガスが上がってきました。トーミの頭の岩場、FE24-70 / 24mm、F7.1、周辺部が流れると批判されるレンズですが、キャノンの24-70 F2.8Lに比較してそれ程劣っているとも思われず、ズームとしては十二分な表現力があります。特にツァイスは逆光に強い印象を持ちます。
浅間山と外輪山に囲まれた窪地はビロードのような笹と木立に覆われていますが、カラマツがすでに落葉していてちょっと残念。カラマツの黄葉は葉が細かいこともありカメラの描写力が求められる撮影対象。峠より上ではカラマツは散った後だったのでここでのテスト撮影はできませんでしたが、広がる笹の空間をツァイスは見事に描写してくれました。
外輪山、黒斑山方面。
黒斑まで行ってから下山開始。途中の開けたカヤトの空間。
車坂峠を少し下って、カラマツの黄葉を狙いました。眠い写真になりがちな被写体ですが、十分解像感を感じられます。200mm、F5、1/2000。手持ち撮影ですが、ブレはうまく抑えられています。晩秋一景。
2010/11 プーと行く黒斑山。
http://79476925.at.webry.info/201012/article_4.html
2012/12 浅間山。
http://79476925.at.webry.info/201301/article_7.html
αにはレンズFE55 F1.8をつけて出発。峠にある山の神の鳥居。f2.0、1/2000。ピント面は非常にシャープ、後ボケはスムーズで美しい描写です。
F5.6、1/2500、手持ち。浅間山の山肌にもピントを持っていくため、手前の枯れ木はボケています。右の立ち木には霜が残っていて、左の岩場、トーミの頭の上の人の姿もしっかり描写しています。キャノンの50mmF1.2Lを売却しツァイスの55F1.8に買い替えたのですが、ソフトな写り方のキャノンF1.2に対し、ツァイスは非常にキレのある描写。個人的にはツァイスが好みですが、55mmは風景写真ではなかなか使いにくい長さで、意図的に使っていかないとまた防湿庫に眠る時間が長くなってしまいそうです。α7Rの解像度を活かせるレンズなので積極的に使い込みたいものです。
浅間山がど~んと迫ってきます。解像感が見事。
槍ヶ鞘で三脚を出して撮影。FE35、F7.1、1/1000、三脚固定。小さい口径のレンズですが、三脚でしっかり固定すると実に解像感の高い写真が撮れます。ライトルームでのレンズ補正は、周辺光量落ちは40%位に留めた方が自然に思え、個人的には好ましいようです。
FE70-200、185mm、f8、1/1250、三脚固定。篭ノ登山、池の平の後方に冠雪した後立山の白馬三山が綺麗に見えます。等倍でチェックすると若干のブレ、話の通りα7Rと70-200の組み合わせはシャッターに細心の注意が必要なよう。
トーミの頭に移動、ガスが上がってきました。トーミの頭の岩場、FE24-70 / 24mm、F7.1、周辺部が流れると批判されるレンズですが、キャノンの24-70 F2.8Lに比較してそれ程劣っているとも思われず、ズームとしては十二分な表現力があります。特にツァイスは逆光に強い印象を持ちます。
浅間山と外輪山に囲まれた窪地はビロードのような笹と木立に覆われていますが、カラマツがすでに落葉していてちょっと残念。カラマツの黄葉は葉が細かいこともありカメラの描写力が求められる撮影対象。峠より上ではカラマツは散った後だったのでここでのテスト撮影はできませんでしたが、広がる笹の空間をツァイスは見事に描写してくれました。
外輪山、黒斑山方面。
黒斑まで行ってから下山開始。途中の開けたカヤトの空間。
車坂峠を少し下って、カラマツの黄葉を狙いました。眠い写真になりがちな被写体ですが、十分解像感を感じられます。200mm、F5、1/2000。手持ち撮影ですが、ブレはうまく抑えられています。晩秋一景。
2010/11 プーと行く黒斑山。
http://79476925.at.webry.info/201012/article_4.html
2012/12 浅間山。
http://79476925.at.webry.info/201301/article_7.html
この記事へのコメント
私の方に気持ち玉をありがとうございました。
鳥居のピントがすごい!3Dみたいに浮き上がってますねえ。
北アルプスはすでに雪が積もっていて、カラマツの黄葉も終わりなんですね。季節はどんどんすすんでいってしまいますね。
黒斑山は21年前に親子3人登りました。1歳だった長女が人生初滑落(1メートルぐらい・・・)をした山なので、印象深い山です。下山後、上田にある池波正太郎先生行きつけの蕎麦屋さんに寄りました。楽しかったな。