2012年夏~岩手紀行

お盆休みの期間、訪れてみたかった岩手に足を伸ばしてきた。いくつかの山を登ることもあったが、やはり三陸の被災地を訪れ、亡くなった方々の:冥福をお祈りしたかった。その機会がやっと訪れた。旅の最終日となってしまったが、花巻から美しい遠野の山野を通り抜け、大船渡へ。内陸から街に通じる道を走ると最初は何事も無かったかのような日常の景色、それも海岸沿いに至ると風景は一変する。廃墟となった建屋、軒を連ねた仮設住宅。大船渡から碁石海岸を巡り、海岸線を陸前高田に向かう。言葉を失う光景。震災直後には比べべようもないのだろうけど、それでも家屋の土台だけが雑草に覆われた荒地となって夏の日差しに晒されている光景をみていると胸が苦しくなるようだ。目の奥が熱くなるのはどうしようもない。最初から被災地の写真を撮るつもりは全く無かったが、そんな軽々しい行為を拒絶するような何ものかを感じる。
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それにしても三陸の海は美しい。まだ海中に引き込まれて発見されていない遺体は200を越えると聞いている。海に足をつけると心地よい冷たさが広がる。近くで地元の子供たち数人が、母親の見守る中海辺で水遊びをしていた。海を見つめながら黙祷。愚かしい争いや非難合戦の続く今日この頃。亡くなられた方々のためにも平和な世の中、静かな日常をはやく取り戻さなくては。
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