五色ヶ原~薬師岳縦走 三日目:スゴ乗越小屋~薬師岳~薬師岳山荘 2011/08/07-10
室堂から出発して、五色ヶ原、スゴ乗越小屋と歩き、三日目はスゴ乗越小屋から薬師岳を越えて薬師峠まで。
最大標高差で700m弱を登って、ほぼ同じ分だけ下ると言うコース。コースタイムでも6時間程度の普通であれば楽な歩きになるはずですが。。。テントを撤収して小屋でトイレを借りて6:10頃出発。今朝はほぼ人並みのスタート時間です。
6:10 / 2250m
左手に黒部源流越しに赤牛、水晶へと連なる山並みを眺めながら、まずは間山へと標高で300m程アップを目指します。朝日を浴びている奥のピークが間山。
途中ニッコウキスゲの群落が。
振り返ると、剱岳、立山へと連なる北アルプス北方の山々が見渡せます。スゴ乗越小屋の赤い屋根が、手前の小ピークの手前の木の間に見えます。越中沢岳が丁度中央、中間部に鎮座する山。ルートのアップダウンの多さがよく分かります。
間山への登り斜面にはまだ雪渓が残っていました。雪渓の左をルートが通っていますが、雪渓上を流れてきた風がヒンヤリしてとても気持ちよい。
間山、山頂手前。この辺りもお花畑。池塘も点在しています。
7:30 / 2585m 間山山頂。こkまではルートタイムどおり、順調。北薬師岳への尾根ルートが綺麗に見渡せます。薬師岳も先っぽが少し。。
水晶岳、槍の穂先、ここから見ると雲ノ平がほんとうに平であることが、よく分かりますね。
北薬師の山頂下には二重山稜というほどではないにせよ、風から守られるエリアがあり、お花畑になっています。
10:05 / 2900m 北薬師岳山頂。西方に白山が山塊の姿を現して。大幅にペースダウン。シャリバテの明らかな徴候と思われ、こまめに行動食をとるものの改善されず。。
北方には岩の鎧を纏った剱岳。
北東に上ノ廊下、谷の向こうの山脈は右から南沢岳、不動岳、船窪、雲に覆われているのが鉢ノ木岳。
北薬師から薬師岳山頂への最後の稜線。一箇所、大きく落ち込んでいるポイントがあります。
ヘロヘロでその最後の難所。。
やっとの思いで乗り越えて振り返る。
薬師岳山頂まであと僅か!
11:40 / 2926m 薬師岳山頂。ペースは落ちる一方。そろそろガスが上がってきました。今年を象徴するような天候。青空は出るもののスカッと晴れ渡るわけではなく、やや霞んだ空気感。
金作谷カール。
大休止のあと、下降開始。薬師岳の南斜面は北方稜線と違ってなだらかで茫洋としている。この地形ゆえ、1963年の正月に愛知大学山岳部13名の遭難死事故が起こっている。
12:40 薬師岳山荘到着。スゴ乗越小屋から6時間半。。疲労激しく、体調に違和感を覚える。相方も同様。
何はともあれ小屋で昼食をとることに。食事の申し込みをしている途中から、もう今日はここに泊めて貰おうと気持ちが傾き、その誘惑にもはや抵抗できず。小屋は昨年新装したばかりでいかにも快適そう。
お昼を食べた後、部屋に入って速攻で昼寝。続きは夕方から。。。
室堂から薬師岳初日はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201109/article_4.html
室堂から薬師岳二日目はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201110/article_1.html
船窪から烏帽子岳はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201109/article_6.html
2008/08の雲ノ平~薬師岳はこちら。
http://79476925.at.webry.info/200812/article_4.html
参加してます。参考になりましたら是非クリックを


最大標高差で700m弱を登って、ほぼ同じ分だけ下ると言うコース。コースタイムでも6時間程度の普通であれば楽な歩きになるはずですが。。。テントを撤収して小屋でトイレを借りて6:10頃出発。今朝はほぼ人並みのスタート時間です。
6:10 / 2250m
左手に黒部源流越しに赤牛、水晶へと連なる山並みを眺めながら、まずは間山へと標高で300m程アップを目指します。朝日を浴びている奥のピークが間山。
途中ニッコウキスゲの群落が。
振り返ると、剱岳、立山へと連なる北アルプス北方の山々が見渡せます。スゴ乗越小屋の赤い屋根が、手前の小ピークの手前の木の間に見えます。越中沢岳が丁度中央、中間部に鎮座する山。ルートのアップダウンの多さがよく分かります。
間山への登り斜面にはまだ雪渓が残っていました。雪渓の左をルートが通っていますが、雪渓上を流れてきた風がヒンヤリしてとても気持ちよい。
間山、山頂手前。この辺りもお花畑。池塘も点在しています。
7:30 / 2585m 間山山頂。こkまではルートタイムどおり、順調。北薬師岳への尾根ルートが綺麗に見渡せます。薬師岳も先っぽが少し。。
水晶岳、槍の穂先、ここから見ると雲ノ平がほんとうに平であることが、よく分かりますね。
北薬師の山頂下には二重山稜というほどではないにせよ、風から守られるエリアがあり、お花畑になっています。
10:05 / 2900m 北薬師岳山頂。西方に白山が山塊の姿を現して。大幅にペースダウン。シャリバテの明らかな徴候と思われ、こまめに行動食をとるものの改善されず。。
北方には岩の鎧を纏った剱岳。
北東に上ノ廊下、谷の向こうの山脈は右から南沢岳、不動岳、船窪、雲に覆われているのが鉢ノ木岳。
北薬師から薬師岳山頂への最後の稜線。一箇所、大きく落ち込んでいるポイントがあります。
ヘロヘロでその最後の難所。。
やっとの思いで乗り越えて振り返る。
薬師岳山頂まであと僅か!
11:40 / 2926m 薬師岳山頂。ペースは落ちる一方。そろそろガスが上がってきました。今年を象徴するような天候。青空は出るもののスカッと晴れ渡るわけではなく、やや霞んだ空気感。
金作谷カール。
大休止のあと、下降開始。薬師岳の南斜面は北方稜線と違ってなだらかで茫洋としている。この地形ゆえ、1963年の正月に愛知大学山岳部13名の遭難死事故が起こっている。
12:40 薬師岳山荘到着。スゴ乗越小屋から6時間半。。疲労激しく、体調に違和感を覚える。相方も同様。
何はともあれ小屋で昼食をとることに。食事の申し込みをしている途中から、もう今日はここに泊めて貰おうと気持ちが傾き、その誘惑にもはや抵抗できず。小屋は昨年新装したばかりでいかにも快適そう。
お昼を食べた後、部屋に入って速攻で昼寝。続きは夕方から。。。
室堂から薬師岳初日はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201109/article_4.html
室堂から薬師岳二日目はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201110/article_1.html
船窪から烏帽子岳はこちら。
http://79476925.at.webry.info/201109/article_6.html
2008/08の雲ノ平~薬師岳はこちら。
http://79476925.at.webry.info/200812/article_4.html
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