幻想の頂上湿原、苗場山 2145m 2008/7/20
法師温泉で朝食を済ませてから苗場山へ出発。三国峠を越え、神楽スキー場方向へ国道を左に入り、清津川を渡って林道を登っていく。途中ゲートがあり、登山届け出しゲートを開けてもらう。和田小屋付近の駐車場は満杯とのこと。
10:00、車を路肩に停め、和田小屋まで20分ほどゲレンデ上の林道を歩く。山頂方向はガスっているが、それでも沢山の登山者が入山しているようだ。和田小屋にはツアーのバスも乗り付けてきている。
湧き水が染み出してじめじめとした登山道を登っていくと下ノ芝、そして中ノ芝、上ノ芝へと続き、次第に森林の背は低くなり、湿原が現れ始める。途中、木の根の間からオコジョが顔を見せてくれた。かわいい顔に似合わず結構獰猛なイタチ科の肉食獣。
上ノ芝で一休み、11:40。ここから神楽ガ峰2030mを目指すことになる。一瞬、雲の切れ間から青空が顔を覗かせるものの、高度を上げるにつれ次第にガスが濃くなってくるような気がする。お、足元のコイワカガミにアゲハチョウ!
神楽ガ峰を越えて12:15右に回りこみながら下って行くと、突然、前方に沢筋に多少の雪を残した苗場山の主峰の姿が視界に飛び込んでくる。山頂は雲に隠れているのはいいとして、鞍部まではかなり下ってから、また前方の主峰に登り返さねばならない。水場の雷清水から急下降し下り立つ鞍部は高山植物のお花畑になっている。
主峰への取り付きからは岩混じりの急傾斜。ガスで視界不十分の中登っていくと、さっきまでの岩の急登がうそのような広々とした高層湿原帯に飛び込むことになる。神楽ガ峰からの眺めでは想像もできなかった空間が広がっている。ガスの中に浮かび上がるワタスゲと池塘が幻想的だ。
木道を歩いていくと間もなくベンチのある休憩所、遊仙閣、そして苗場山頂上へと到達する、13:30。ベンチでコンロを使って昼食、そして下山開始、往路を戻る。
途中鞍部のお花畑で写真撮影をしながら下山、18:00。辺りには夕闇が迫る頃、ちょっとのんびりしすぎの山行でした。それにしても羽虫の攻撃は強烈、頭から虫除けネットをかぶっている人がいたが、ここでは正解。留意事項です。
タカネナデシコ
クルマユリ
ウスユキソウ
シシウド
ニッコウキスゲ
和田小屋1370m - 頂上 2145m / 735m ただし神楽ガ峰からの苗場山への下降急登あり。8H。
参加してます。参考になりましたら是非クリックを



10:00、車を路肩に停め、和田小屋まで20分ほどゲレンデ上の林道を歩く。山頂方向はガスっているが、それでも沢山の登山者が入山しているようだ。和田小屋にはツアーのバスも乗り付けてきている。
湧き水が染み出してじめじめとした登山道を登っていくと下ノ芝、そして中ノ芝、上ノ芝へと続き、次第に森林の背は低くなり、湿原が現れ始める。途中、木の根の間からオコジョが顔を見せてくれた。かわいい顔に似合わず結構獰猛なイタチ科の肉食獣。
上ノ芝で一休み、11:40。ここから神楽ガ峰2030mを目指すことになる。一瞬、雲の切れ間から青空が顔を覗かせるものの、高度を上げるにつれ次第にガスが濃くなってくるような気がする。お、足元のコイワカガミにアゲハチョウ!
神楽ガ峰を越えて12:15右に回りこみながら下って行くと、突然、前方に沢筋に多少の雪を残した苗場山の主峰の姿が視界に飛び込んでくる。山頂は雲に隠れているのはいいとして、鞍部まではかなり下ってから、また前方の主峰に登り返さねばならない。水場の雷清水から急下降し下り立つ鞍部は高山植物のお花畑になっている。
主峰への取り付きからは岩混じりの急傾斜。ガスで視界不十分の中登っていくと、さっきまでの岩の急登がうそのような広々とした高層湿原帯に飛び込むことになる。神楽ガ峰からの眺めでは想像もできなかった空間が広がっている。ガスの中に浮かび上がるワタスゲと池塘が幻想的だ。
木道を歩いていくと間もなくベンチのある休憩所、遊仙閣、そして苗場山頂上へと到達する、13:30。ベンチでコンロを使って昼食、そして下山開始、往路を戻る。
途中鞍部のお花畑で写真撮影をしながら下山、18:00。辺りには夕闇が迫る頃、ちょっとのんびりしすぎの山行でした。それにしても羽虫の攻撃は強烈、頭から虫除けネットをかぶっている人がいたが、ここでは正解。留意事項です。
タカネナデシコ
クルマユリ
ウスユキソウ
シシウド
ニッコウキスゲ
和田小屋1370m - 頂上 2145m / 735m ただし神楽ガ峰からの苗場山への下降急登あり。8H。
参加してます。参考になりましたら是非クリックを




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