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zoom RSS 二人のテント泊山行のための軽量化について#1/ニーモ・タニLS 2P  2015/6/28

<<   作成日時 : 2015/06/29 15:12   >>

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なかなか山に行くきっかけがつかめず、6月もテント泊は一回だけで終わってしまいました。山行報告は後回しにして、このところ取り組んでいる山行軽量化について書き留めておこうと思います。

私の場合、山登りは写真撮影が大きな目的の一つであり、しかももっぱら二人で歩くというのが前提。相方は体力がないので主要食材、共有装備はこちらが担ぎ、テント泊も二人分のそこそこ快適なスペース、多少の荒天での対応力を考慮、さらにかさばる装備のパッキング作業も二人分負担。。。これはUL、ウルトラライト・バックパッキングが一般にソロを前提に話されているのとは、やや条件が異なり求めるものも多少違ってくると思われます。したがいここではソロハイカーが二人一緒に歩くということではなく、夫婦またはカップルによるグループ山行の装備軽量化の考察ということにポイントを絞っていこうと思います。

UL関連サイトで書かれている通り、軽量化の第一歩はまず手持ちギアの重さを量ってみること。パッキングウェイトはスキンアウト、パッキングウェイト、そしてベースウェイトの括りで管理するが、まずは食料や水、趣味の道具の重量を省いたベースウェイトを把握します。昨年まで夏に歩いていた装備のベースウェイトは、10,518g、ソニーαによる撮影機材を足すと15,788g。以前のキャノン5D2の機材であれば18,000g超えであったと思われ、やはり水食糧加えた一泊程度のパッキングウェイトは、一昔前は22kg以上、最近で20kg弱。それ以上の期間の縦走の時にどれだけ担いでいたものか、考えるのも嫌になります。

年齢とともに力ずくで歩くというスタイルは明らかに持続不可能、危険でもあります。パッキングが重ければ重いほど体力をより消耗し、失ったエネルギーを補充するためより多くの食料が必要となりさらに重くなる、の悪循環。重量による膝への負担、肩にかかる負荷は相当なもの。今更ウルトラライトでより遠くまで、でもないが、少しでも軽量化をすすめ体への負担を軽減、安全に歩ける距離、日数を維持したいものです。

軽量化は安全を担保しながら、過度な快適さを求めない割り切りが必要であり、使いまわし・組み合わせ利用などの工夫なども求められるなかなか面白くも奥深い取組み。ソロだと自分一人の判断基準ですむものの、二人前提では両者の感覚の違いも配慮しなければならないのでより複雑となってしまいます。その分、試行錯誤の時間も長くかかりそう。
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さてベースウェイトに占める最大の重量物はというと、バックパックとテントと言うことができます。各社縦走用としてラインアップしている50−70L程度のバックパックの重量は大雑把には2〜2.7kg。愛用していたオスプレー・イーサー85で2110g。ガレージメーカー製のバックパックは500g台のものもありますが、これはパッキングウェイトを抑えた使い方をすることが前提、つまり20kgを超えるような重量物を担ぐことを想定した作りにはなっていません。したがい軽量化においてはバックパックの過度な軽量化からは入らないほうが良さそうではあります。

テントは小屋泊すれば必要もなく、自炊道具も、寝袋なども不要になり、簡単に軽量化できる方法、特に山岳撮影に主眼を置くなら小屋泊は最良の選択肢かもしれません。ともあれテント泊愛好家としては、まずはテント・シェルターの選択により軽量化をスタートさせます。快適で広々使える初代ニーモ・アンディはウィンドシールド付きで2,654gと重量級。手元にあるもう一つはICIの初代GライトXで1,705g。共にペグ、フットプリント込の重量(ちなみに現行モデルはゴアテックスではなくX−treckという素材を使用、初代のゴアテックスモデルよりも透湿性では劣るらしい)。
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全室などなくとも、雨の日に多少雨がテント内に入り込もうと気にしなければ、GライトXは素早い設営が可能でパッキングサイズも小さくお気に入りですが、やはり快適性にはやや難あり。
自立式軽量テントとしてはビッグアグネスのフライクリークなどY字ポールを使用したものが多く選択肢がありますが、居住性はさらに劣ります。また、真夏のみの使用であれば、メッシュ構造でもいいのでしょうが、フルに3シーズン使うとなると、防風性、保温力も重要となります。テントだけ軽量化して、ザックカバーを追加したり、シュラフを重いものにするくらいなら、多少の重量増は許容しても、安定して幅広い季節に対応できるほうが良いでしょう。二人で荒天に出くわしても慌てることもなくなります。

とまあ、軟弱ものが選択するとなると、概ね重量1.3kg〜となるようです。するとGライトXとの重量差は極めて小さくなり、あえて買い足す必要性も希薄になるのですが、そこはテント泊愛好家、趣味の世界ですから。。

ちなみに、更なる軽量化にはフロアレスのシェルターが面白そうです。暴風雨に見舞われたら逃げるしかなさそうですが、比較的穏やかな天候下あればワイルドな体験を楽しめそうです。特にいわゆるテントのパーツの中で重いものはポールで、アンディ、Gライトのもので440g。これを省いてトレッキングポールで代用し、山岳テントでもフロア保護のため持参するしかないフットプリントとシェルターのみ組み合わせであれば、軽量山岳テントからさらに1kg以上軽くできそう。シュラフカバーまたはビヴィバッグが必要でしょうが、それを考慮しても有意な軽量化が達成できそうです。興味のあるのはキューベンファイバー製のLocusGear製Hapi CTF3、たったの320g!
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さて、2015年モデルでニーモのタニ LS 2P。ダブルウォール方式のタニは当初から日本専用モデルですが、今年はシングルウォールのアンディJP(初代を除き日本専用に)共に大幅な軽量化が図られました。フライ生地が20Dから15Dに、フロアが30Dから20Dに変更、全体で330g/20%ほど軽くなり、本体+フライで1,230g、フットプリント70Dも208gとアンディ用より92g、ICIよりわずかに軽量になっていました。
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ペグはMSRのカーボンステイクを使用すると一本僅か5g程度、ガイラインは自在金具を使用、1.5mmのものに変更し、フライの底辺中間のタイアウトポイントにも短めの1.5mmガイラインを追加(自在結びで対応、タイアウトにはもやい結びで)。GライトXよりも200gほど軽い1,491g。アンディから比べると1,163g軽量。お手軽、安心、快適の新装備です。
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